カラダとキレイをみつめる

ホテルセラピストがお届けする健康コラムと日常

悩ましい足のむくみ・・・自分でできるケアとは。

みなさまこんばんは。

暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

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夏空は本当に気持ちがいいですね♪

 

お盆も過ぎ、万座の夏の暑さも少しずつ和らいでいきそうです。

いつもと違うお盆期間でしたが、

ご来店頂いた皆様誠にありがとうございました。

 

 

 

さて、夏にフットケアを受けてくださる方で多いお悩みが

 

\足のむくみ/

 

立ち仕事や座りっぱなしのデスクワークの方など・・・

足のむくみを抱えているお客さまはかなり多いです。

 

足のむくみは女性に多く、男性と比べてふくらはぎの筋肉量が少ないからとも

言われています。

 

 

さて、むくみの根本的な原因のひとつとして「血流の滞り」が挙げられます。

 

みなさんもご存知かと思いますが、血液は動脈によって全身に運ばれ、毛細血管を通して身体の各器官に栄養や酸素を行き渡らせています。

 

そして、私たちの身体では、末梢神経からいらなくなった老廃物を静脈が回収して心臓や肺へと血液を戻していきます。

↑ここがむくみの大切なポイントです。

 

しかし、ここの老廃物を回収する際に毛細血管の部分で余分な水分が血管から染み出てしまったり、静脈へ十分に吸収されず血管の外に残ってしまう場合があるのです。

 

体の中の水分が過剰になりすぎたり、何らかの理由によって静脈の流れが悪くなってしまうと水分の回収・排出が追い付かず、皮膚の下にある脂肪組織などに溜まってしまうのがいわゆる「むくみ」なのです。

 

 

 

1日2ℓの水を飲むのは・・・

 

 

さて、ここでよく耳にする「1日2リットルの水を飲もう」というもの。

色んな意見がありますが、アスリートのように身体を鍛え上げている方でないかぎり

 

一般の女性では2ℓは摂りすぎになることもある。と言われています。

体重60kg未満の女性であれば1ℓ程度で十分と。

食事からも水分は摂取していますしね♪

 

とくに身体を動かしていない人であれば尚更。

先程述べましたが「むくみ」は水分の過剰により起こると言われますので

頑張って水を摂らなきゃ!と思ってガブガブ飲んでいると、

もしかすると「むくみ」につながっているかもしれません。

 

 

しかし、今の時期は水分をしっかり摂取しないと「熱中症」になる可能性が

ありますので、夏場は水分摂取をこまめに行ってくださいね☆

秋以降、摂取する水分を調整してみてはいかがでしょうか?

 

 

むくみケア

 

足のむくみは基本的には寝ると翌朝には改善していることも多いですが、

なかなかとれないむくみを改善するにはセルフケアも大切になっていきます。

 

 

1、ふくらはぎの筋肉をつける

 

一つ目はやはり筋肉をしっかりつけること。

ふくらはぎの筋肉がしっかりあることによって、ポンプの役割を果たし、末端の水分、老廃物を心臓へ戻す力が大きくなります。

ジムに行って、鍛える!とまでは言いません♪

ぜひ日頃から歩くことを心掛けてください。

 

2、足首をしっかりまわす

 

むくみが酷くなってくると足首が硬くなるかたもいらっしゃいます。

お風呂の中でぐるぐるとゆっくり回す習慣をつけるだけでも

足の血流は改善していきます!

 

3、セルフマッサージを行う

 

筋肉を頑張ってつけても、その筋肉が硬いのはNG

クリーム、オイルを使用して、ふくらはぎをやさしく揉みこんであげてください。

足首から膝裏の方向へ血流を流すイメージで行うと良いです。

 

 

夕方になると、足がパンパンになる・・・辛いですよね。

細いスラッとした足は女性の憧れ♪

ぜひ今回ご紹介したことを参考にしていただき、

むくみの改善に役立てて頂ければと思います。

 

 

それでは今日はこの辺で。

みなさまの健康を心よりお祈りしております。