肝臓を元気にさせて、病気知らずなカラダに!
こんにちは
皆様いかがお過ごしでしょうか?
まだまだ長雨ですね。
万座ではとっても霧が濃いです!
露天風呂も晴れている日は見晴らしよく綺麗ですが、霧や雪の日は少し残念。
でも温泉は最高です!!!
さて、本日はわたしたちの臓器のお話です。
「肝臓」について詳しくお伝えしていこうと思います!!
肝臓とは
肝臓は身体の中で最も大きな臓器になります!
何千もの酵素を持っていて、500以上の複雑な化学変化を起こしていると言われています。
大人の肝臓は体重の約50分の1ほどあり、重さは1~1.5㎏。
そして再生能力・代償能力にとても優れていて、多少なダメージを受けても正常な細胞が余分に働くことによって機能を維持していくことができます。
肝臓は、ご存知の方も多いと思いますが、「沈黙の臓器」と言われるほど、我慢強いです。何か病気になっていたり疲れていたりしても、症状として身体に出てくるのは本当に悪化しているときだ。と言われるほどです。
辛くても頑張って耐えてくれている・・・そんな頑張り屋さんな臓器です。
「肝心かなめ」という言葉があるように、非常に重要な物事の中でも、特に大事なものを指すという意味合いですが、肝臓も腎臓も心臓もとても大切であり、命の要であるということですよね。
肝臓の働き
次に肝臓はどういった働きをしているのかをご紹介したいと思います!
★1 消化液である胆汁をつくる
胆汁は脂肪を消化させるために必要な液体のことです。肝臓はそんな胆汁を1日700~1000cc作っているそうです!
★2 栄養素を溜めたり、変化させたりしている
多くの食べ物はそのままでは身体には吸収されませんよね。肝臓はそれぞれの栄養を上手に身体に吸収しやすくしています。
・ぶどう糖をグリコーゲンに変え貯蔵し、必要なときにエネルギーとして使用するために体内へ送り出す。
・骨髄で必要な赤血球を作るために、葉酸やビタミンB12を蓄えて必要なときに体内へ送り出す
他にも様々な働きをしています。
★3 身体にとって毒となるものを中和する
この働きは肝臓と言えば!とご存知の方も多いはず♪
体内に入ってきた毒物を分解し、毒のないものへと変えていきます。
・アルコール、ニコチンなどの中和
・運動などをした際に作り出される乳酸をグリコーゲンへと変える
・毒素や細菌・薬物などを分解
アルコールは肝臓で90%以上が代謝され、アセトアルデヒドに分解されます。お酒を飲みすぎてアセトアルデヒドが蓄積をしていくと二日酔いや肝障害が起こると言われています・・・
肝臓でのアルコールの代謝は一定の速度で行われるため、飲みすぎると肝臓が休まるときがありません;;休肝日をしっかりと作ることが大切ですね♪
★4 免疫細胞が活躍している
NK細胞がウイルスに感染した細胞や老化した細胞を処理していきます。
このように多くの働きを持っているのが肝臓です!
肝臓は再生能力に優れていると冒頭でご紹介しましたが、肝臓は少し切り取られても再生することができます☆
人間の身体の中で唯一の臓器なんです!!すごいですよね♪
肝臓に負担をかけるもの
肝臓にはたくさんの働きがあり、その働きがスムーズに行われることによって私たちの身体は健康でいることができます。
では肝臓の負担になるようなものはどんなことでしょうか。
- 薬の飲みすぎ・・・あらゆる薬が肝臓の働きに負担をかけてしまいます。もし薬を飲んでいるという方は薬を減らすことができるのかお医者様・薬剤師さんに相談するのも良いかもしれません。
- 食品添加物の多い加工食品・・・保存料・着色料・乳化剤・pH調整剤など
- ペットボトル飲料
- 農薬を使用した野菜
- 過度の飲酒、食べすぎ
少しだけでもこれらを意識することによって肝臓を労わることができます!
~安易に薬には頼らない方がよい!?~
風邪を引いてしまった時も、本来であれば数日横になり、寝ることによって治していく(軽い風邪の場合)のが最善ではあります。自分が持っている免疫の力によってウイルスを撃退することが理想ですよね。
薬で無理やりに熱を下げてしまっては治りづらくなり、肝臓もオーバーヒートです・・・
無理をせず、自分の本来持っている力を発揮できるようになりたいものです♪
肝臓を労わろう
肝臓の負担を少しでも軽減するためには、やはり基本的な食事や運動に取り組むことが大切になっていきます。(最終的にはやはりココなんです!)
まずは身体に脂肪を溜め込まないこと!
激しい運動ではなく、有酸素運動(ウォーキング・サイクリング・ジョギング・水泳)といったものを取り入れてみましょう♪20分以上行うことが理想です!
そして肝臓に優しい食生活を心掛けます!
・玄米・全粒粉などの未精製のものを多く摂取
・肉や乳製品よりも、魚でたんぱく質を補給
・豆類・豆腐などで良質なたんぱく質をとる
・野菜・果物・海藻・きのこでビタミン・食物繊維をとる
・肝機能アップの食品を積極的に!(レバー・いか・たこ・ごま等)
~食後のごろ寝は肝臓を癒す!?~
実は食後の1~2時間は肝臓が一生懸命働いている時間になります。
この間に肝臓に血液をたっぷりと行き渡らせることが非常に大切なのだそうです♪肝臓に血液を送る門脈という場所は、身体を起こしている体勢よりも横になっていた体勢のほうが血液量を2~3倍多く流すことができるそう!
食後のごろ寝は肝臓への負担を減らし、癒していく最良の方法なのです☆
ご飯を食べた後にすぐに横になると、牛になるよ!!!なんて言われたことがありますが・・・それは嘘だったのです!!やったね☆笑
なかなか食事のあとすぐに横になるのは難しいですが、頭の隅に入れておいていただけると嬉しいです^^
ちなみに・・・
肝臓を元気にする食べ物としては「梅干し」が良い!とも言われています♪
梅干しの酸っぱさは、唾液をはじめとする消化液の分泌を促し、食べ物をしっかりと消化し、不要なものを排泄することに役立ちます。
そして!ビタミン・ミネラルが豊富。肝臓の代謝機能を助けてくれたり、血圧を下げたり、脂肪を燃焼したり・・・とかなり万能です☆
C型肝炎や脂肪肝の患者さまに3カ月間、梅肉エキス(梅肉を煮詰めたもの)を飲んでもらった結果、肝臓の機能障害を示すASTとALT(GPT)の数値が改善していた!という研究結果もあるそうです♪
梅干しを選ぶ際は、低塩で大きめの物!朝昼晩の食前に取るのがよいとのことですよ☆
ゴーヤや春菊・アロエなどの苦味がある食べ物は胆汁の分泌を促進し、肝臓を保護するのに役立つとも言われていますよ^^♪ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか!
今回は「肝臓」について詳しくお伝えしました!
私たちの健康維持にかかせない大切な場所なのだと実感しますね。目に見える部分ではありませんが、健康はわたしたちの少しの力で手に入れることができるものだと思いますので、少しでも今回の記事がみなさまのお役に立てれば幸いです♪
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☆ローズマリー・ベルベノン☆
ローズマリーには様々な精油があり、以前「肩こり」の記事をお届けした際には「ローズマリー・カンファー」という精油を紹介しました。今回は「ローズマリー・ベルベノン」です。こちらの精油は非常に肝臓に良い作用がある精油になります。お酒を飲みすぎてしまったり、消化不良の際など、腹部にトリートメントをすると良いと言われています^^♪
脂肪溶解作用もあるので、痩身を目的として使用するのもおすすめです☆
香りはローズマリーカンファーよりも甘く、わたしはベルベノンの精油のが香りが好きです♪みなさまも目にする機会がありましたらローズマリーの嗅ぎ比べしてみてはいかがでしょうか?
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